何より、人数が少ないと、描きながら迷った際に個別のアドバイスをすることもできます。

しかし、介護予防事業となると、予算とか日程とかの関係もあり、一度に大勢でやって欲しいというご要望を受けることもあります。

講義だけなら大勢でも大丈夫ですが、実技の最大人数は40人が限度というところでしょうか。

画材もそれだけの人に一度に提供できるだけの準備が必要になります。

今回は大所帯。　しかもほとんどの方が初参加のため、アートセラピーとは・・・という簡単な説明や、画材の紹介なども必要になります。

普段の生徒さんは80代、90代の高齢の方が中心ですが、参加者が若い（といっても60代くらいかな(笑)　ため、皆さんに協力していただき、無事に楽しくセラピーできました。　

作品はラベンダーを描きました。
今、沼田市のたんばらラベンダーパークでは今、見頃を迎えています。
私の家で咲いていたラベンダー（ラベンダーパークで買った苗が育ちました）と、ゆうハイム・くやはらの庭で咲いていたラベンダーをたくさん摘んで行ったので、会場はいい香りです。
アートセラピーじゃなく、アロマセラピーみたい(笑)

茎と葉をオイルパステルで描き、花は水彩絵の具で描きました。

オマケに絵筆ではなく、綿棒で描きます。
一度も絵筆を持たずに水彩画が描けるのは絵の苦手な人にとって、とても気が楽なようです(笑)

「私が描いたんじゃないみたい！」皆さん、そう言って笑顔になりました。

ホワイトボードに貼りきれないほどの沢山の素敵なラベンダーが並び、沢山の芸術家が誕生しました(^-^)